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航空機は空港を離陸、空域を飛行して目的地に着陸しますが、航空交通需要の増大により、羽田空港 等の大規模空港の周辺では地上や上空での航空機の渋滞が常態化し、定時性や運用の効率性に問題が 生じています。これに対応するための航空機の円滑な運航を支援する基盤的な仕組みを航空交通管理 と言います。 本研究室では、既存インフラと調和した自動化を進めることにより、安全性と効率性の 向上、環境負荷低減を実現するためのシステムの設計、評価、実装にかかる研究を進めています。 また航空交通管理の影響範囲は、宇宙利用、そして人間の社会生活に拡大しており、高高度空域や衛星 システムの利用も含めた様々な形態の次世代航空宇宙モビリティに関する研究も進めています。
中須賀・船瀬・五十里研究室では、学生主体で小型人工衛星開発を行っており、今までに様々な 衛星を打ち上げてきました。
©東京大学 中須賀・船瀬研
中須賀・船瀬・五十里研究室津田研究室はJAXA宇宙科学研究所(宇宙研)に所属しており、津田教授は2020年12月に帰還した 「はやぶさ2」のプロジェクトマネージャです。当研究室では、宇宙研ならではの宇宙探査ミッション への応用を中心とした、アストロダイナミクス(宇宙飛行力学)の研究が行われています。 また学生の多くが研究活動のみならず、宇宙研のプロジェクトにも参加するなど、日々活発に 活動しているところが特徴です。他にも紹介文だけでは説明できないほど様々な魅力があるので、 五月祭ではぜひポスター展示にお越し下さい。